ゴルフはなぜ18ホールプレー?

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(http://get-inthehole.com/より引用)

ゴルフの1ラウンドの単位は18ホール、というのは常識です。では、いつから18ホールになったのでしょうか?調べてみると案外最近のことのようで、「スコティッシュ・ゴルフ・ヒストリー」によると、1950年に決定された、と言われます。それまでは、ホール数もコースによってバラバラで、例えば聖地と呼ばれるセントアンドリュースでさえ当初は12ホールで、そのうち10ホールを2回プレーする22ホールが1ラウンドでした。

そして何より注目すべきは、当時他のゴルフ場(イギリス、スコットランド)の多くが、9ホールを採用していた点です。すでに当時競技については18ホールでのプレーが一般化していましたが、18ホールを用意していなかった状況を考えると、9ホールくらいが管理運営していく上で適当だったと思われます。

今の日本のゴルフを取り巻く現代人のライフスタイル、状況を考えると、この9ホールへの「回帰」こそ生き残りの道ではないでしょうか。旧来日本人が親しんできた18ホールプレーは、前述の通り1950年イギリスで決められたルールであり、競技の上で必要なルールです。

しかも、18ホールプレーするのに最低でも5時間が必要になるのですから、多忙な現代人にとって大きな足かせとなっているのではないでしょうか。

そこで、比較的東京に近いゴルフ場は、もっと積極的に9ホールプレーを推進すべきです。私の友人の、ゴルフ初心者の方に話を聞くと、大抵の場合9ホールプレーの存在を知りません。そして、同じくほぼ全員がその話を聞くと「それいいね!」と言うのです。

思い切って、9ホール単位での販売をしてもいいかもしれません。今、9ホールプレーのことを、「ハーフラウンド」と表現しますが、これは18ホールプレーが基準になるからであって、9ホールを1プレーと解釈すれば、従来の18ホールプレーを2プレーと考えればいいわけです。

単に表現の問題であり、別に料金設定を変更する必要もないのですから、取り組むゴルフ場があってもいいのになあ、と思いますが。今後に期待ですね。

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畑岡奈紗選手のプロ転向を考える

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先週の女子ゴルフは湧いた。月曜のゴルフ場、おじさま方の話題の中心は、日本女子オープン。
制したのは17歳のアマチュア、畑岡奈紗選手でした。アマチュアのメジャー制覇は史上初で、彼女はプロ転向を表明しました。

近年日本のスポーツ界では、トップ選手の若齢化が着々と進み、世代交代が頻繁に起こっています。競技力向上や、若い世代へのアピールという点では良い流れだと思います。
しかし一方で、メディアでは殆ど取り上げられない、セカンドキャリアの問題はさらに深刻度を増す危険性を孕んでいると私は思います。

大学に進学するトップアスリートは本当に減りました。野球、サッカー、ゴルフなどみな高校生の年代でプロやトップリーグへ進出します。一方、アメリカやヨーロッパのメジャースポーツでは大卒が大半を占めています。この差は一体どうしたものでしょうか。

私は、大学進学は選手にとって様々なメリットを生み出すと考えています。アスリートの競技人生は短く、貴重ですが、それ以上に引退後の人生は圧倒的に長いのです。引退後は仕事をしなければなりません。その時必要な社会の基礎知識や専門知識は、社会に出てから獲得するのは本当に大変です。

現在、スポーツ界はセカンドキャリア問題に積極的に取り組んでいます。しかし一方で、アスリートを修学不十分な状態でスポーツに引き抜いている現状もあるのです。つまり、セカンドキャリア対策として、プロスポーツは選手に勉学も課していくべきではないでしょうか。結果として、プロのキャリアを終えた後の再就職も比較的スムーズになると思います。

ただし、大学教育も今のままでは疑問です。アスリートが授業をろくに受けないで卒業できるような仕組みがある限り、大学の学業的価値はないでしょう。私の知っているプロゴルファーも大卒ですが、大学の授業は3回しか出ていないとのことでした。それで卒業できるのですから、呆れますね。

自分から進んで勉強する人は、自分から進んで練習できます。練習でクタクタな時にもう一息勉強する人は、強い精神力が身につきます。いつの日か、日本スポーツ界が真の意味で世界のリーダーになれる日を期待しています。

ゴルフレッスンは高い?

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ゴルフ上達の近道は、やはり教わることです。多くのゴルファーはその事を理解していますが、教わっている人はかなり少数派です。その理由はやはりレッスンが高価だからではないでしょうか。

ゴルフレッスンは大体月10,000〜15,000円位が一般的です。これはちょっと豪華なスポーツクラブの価格帯なので、一見高そうには見えませんが、スクールは大抵月4回の利用回数制限があります。一回あたりの料金に直すと結構高く感じると思います。つまり、ゴルフレッスンは割高感がある商品なのです。

もちろん、人によって感じ方は違うかも知れませんが単純に安くなれば受ける人ももう少し増えるのでは無いでしょうか。

しかし話は単純ではありません。実際習った人に聞くと「長い期間習った割には上達しなかった」という方もいます。習ったけど辞めてしまったという人を減らすことも大切です。
実際、長期間スクールに在籍させるため、指導の引き延し(敢えて内容を小出しにする)をする指導者もいます。ニーズと乖離している行動だと早めに気づいて欲しいものです。

それ以外にも理由があります。価格が下げられない一番の理由は「経費」でしょう。
ゴルフスクールにかかる経費はかなり大きいです。特にスクールは場所代が常に付きまとうので、どうやっても安く出来ない部分があります。

しかし、いつまでも経費を言い訳にレッスン価格を据え置いても状況は変わりません。業界には工夫が求められています。

テクノロジーの進歩に敏感になるべきでしょう。例えばVR(バーチャルリアリティ)を利用したレッスン。コーチがその場に居なくても仮想空間でレッスンを受けられたら指導効率が上がって単価を下げても大丈夫ですし、近所の練習場で利用できるのでスクールは施設が必要ありません。

この話が実現できるのはしばらく先だと思いますが、世の中色々進化してますから、私を含めて常に新しい挑戦が必要と言えますね。

当協会の新たな取り組みについて

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日本障害者ゴルフ協会様HPより

今回は当協会の今後の大きな取り組みについて記したいと思います。写真は昨年の障害者ゴルフ協会様が開催された大会のポスターです。先のパラリンピックでも、日本人選手の活躍は日々報道されておりました。

しかし、日本における障害者スポーツは、まだまだ一般レベルまで浸透しているとは言えず、一部のアスリートが取り組む特別なものという位置づけなのが現在の状況なのではないでしょうか。

私は、スポーツを通じた「マインドのバリアフリー」を実現したいと考えております。つまり、障害の有無(程度問わず)に関わらず、誰もが同じフィールドで同じスポーツに興じることができる社会づくりが本当に必要であると考えているのです。これが本当のバリアフリーなのではないでしょうか。

その点でゴルフは最も実現するうえで現実味のあるスポーツであると思います。

さて、ゴルフにおける道具の重要性はゴルフをプレーしたことのある方にとっては当然のように理解されているかと思います。それは、障害者や高齢者にとってはさらに大きなポイントとなります。

こうした方々に最適に作られたクラブをメーカーからプロパー製品として販売を望むことは難しいでしょう。そこでこのミッションを担うのは、全国津々浦々のゴルフ工房様なのです。こうしたクラブ作りはゴルフ工房によるカスタムが必要不可欠です。現在でもすでにこうしたクラブ作りに取り組んでいらっしゃる工房様もいるかと思いますが、まだまだ一般的に広まっておらず、またノウハウや作る側の知識も不十分です。

そこで、彼らが使いやすいクラブ作りのためのフィッティング方法やクラブ作りの考え方を構築し、広く一般に応用できるようにしたいと思います。

この活動には、ゴルフ工房様の高い技術が必要不可欠です。今後協力していただけるゴルフ工房様を集い、実現に向けて進めていきたいと思っています。

次のショット地点にクラブを複数持って行く人は上達する3つの理由。

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ゴルフプレーにおいてスロープレーはご法度です。
ゴルフのルールやマナーを語る上でこの事は基本中の基本と言えるでしょう。

一方で、スコアアップとプレースピードの向上は分けて考える方が意外と多いです。
速いプレー速度はプレーが雑、ととらえられるからでしょうか。
しかし、そんな事はありません。スピードアップの為の代表的な行動として
『ボール地点に複数のクラブを持って行く』というのがありますが、
これはスコアアップと密接な関係があるのです。その理由は3つあるので、
順番に見てみましょう。

 

理由1『精神的、体力的余裕に繋がる』

これは、イメージが沸きやすいと思います。クラブを複数持って歩くことで、カートと
ボール地点の往復が無くなります。その分歩行距離が短縮できるので、当然体力的な
余裕に繋がります。さらに、移動時間を短縮することで心にゆとりも生まれますので、
よりショットに集中しやすい状況が出来上がります。

 

理由2『状況観察力が身につく』

クラブを複数持って行くと、ショット地点で必ず「クラブを選択する」必要があります。
クラブをどのように選ぶか決断するためには、色々な要素を検討しなくてはなりません。
このとき、自然とボールの状態やライ、風な様々な要素を考えるクセが付き、結果
状況観察力が養われていきます。

 

理由3『コースマネジメントが身につく』

クラブを複数持って行く、といってもできれば少ない本数の携帯で済ませたいのが本音
です。そこで考えるようになるのが、一打、二打先の事です。もう一打先の事を考えて
クラブを選び、持って行く事で携帯するクラブのムダを減らすことができます。

最初のうちはミスショットも多く出ますから、次の予測を立てるのは難しいですが、
例えばショートアイアンでグリーンを狙う地点の場合は、ウェッジクラブやパターも
持って行く事で、カートに戻らないで済むばかりでなく先々のショットを予測する思考力
も身に付きますね。

 

このように複数のクラブを持ち歩くクセは実は上達にもとても重要です。スコア100前後
になってくると余裕も出てくるので、ショット地点に1本しか持って行かない方もいると
思いますが、これをきっかけにクラブ複数携帯をしてみてはいかがですか。

もちろん、これからコースデビューの方、まだ数回しか行っていない方で、クラブを複数
持ち歩いていない方は、早速次回のコースから実践してみましょう。

コースレッスン開催のご案内!

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9月に入りようやく涼しく・・・はまだまだなりませんが、ゴルフシーズンを見据えてコースレッスンの開催をいたします。

今回はビルブリッジ株式会社様に全面協力を頂き、埼玉県秩父市のユニオンエースGCという素晴らしいコースをご用意頂きました。秩父らしいコース、つまりアップダウンの豊富なコースで戦略性も高いです。池はありませんが、ドッグレッグやブラインドが多く難易度は決して低くありません。

この度私がレッスンにてお伝えしたいポイントは「ルール&マナー」「スロープレー撲滅」です。これは、今後競技を目指す方はもちろんですがお仕事でゴルフをすることが多い方にとっては非常に重要な問題ではないでしょうか。通常コースレッスンというと、ティーチングプロがコースマネジメントやコースでの技術を見ながらラウンドするイメージですが、今回は技術よりもむしろルール、マナー、進行速度アップが目的です。

正しいルールの理解や、トラブルの処理から、コースでの振る舞い、スピードアップかつスコアアップをするためのラウンドテクニックなどをお伝えできればと思っております。

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お申込みは下記のフォームよりお願いいたします。キャンセルについても同様に以下のフォームから承ります。皆様のご参加、心よりお待ちしております!!

 

女性のゴルフリタイアについて

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日本のゴルフシーンにおいて、やはり女性ゴルファーは、男性に比べて少ないのが実情です。理由は様々あるでしょう。そもそも業界が男性偏重ですからね。

そして、女性の場合一番ポイントになるのは子供の存在です。男性にも一部は言えるかもしれませんが、特に女性は子供が産まれたのをきっかけにゴルフができなくなってしまう例が本当に多いです。ゴルフに限らずスポーツ全般に言えるかもしれませんが。

女性ゴルファーの確保を図る為に、母親ゴルファーの離脱を食い止めねばなりません。ゴルフ場で言えばプレー中に子供を預かるサービスが有効です。ゴルフ場の多くはコンペルームを備えていますが、日中は殆ど使用されていません。施設の有効活用が可能です。

この施策の問題点は二つ。一つはコスト。これはフロントスタッフの有効活用で対応します。ゴルフ場は早い時間帯は来客が多くフロントスタッフが必要になりますが、9時30分くらいになると落ち着くので人員が必要なくなります。とはいえそんな数時間でスタッフを帰らせる訳にはいかないので、こうした余剰スタッフを託児にスライドします。

次に問題は子供に何かあった場合のリスクです。これはもはや避けようもない問題ですが…。このリスクを嫌ってやらないのでしょう。安全面はとにかく設備や器具の管理に尽きます。基本外に出歩く訳では無いですからね。
こうした新しいサービスでゴルフ振興を推し進めるゴルフ場が増えてくれる事を祈るばかりです。

ゴルフ場のレストランは何であんなに高いのか?

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ゴルファーの皆様は、当然のように受け入れておりますが、ゴルフプレーは9H終了後一度昼食をとってから残りの9Hをプレーするのが主流です。北海道などでは、スループレーといって途中休憩せず18Hをプレーする場合が多いようですが。

そして、殆どのゴルフ場にはレストランがありメニューを見るとゴルフを知らない人には驚きの内容が。

ラーメン 1260円
カレー 1300円

よもや都内のオシャレなカフェくらいの値段です。さらに名門と呼ばれるゴルフ場となると値段は更に高くなります。

こうした不思議な価格設定でなおかつ殆どのゴルフ場は昼食を食べることを事実上強制しています。

こうして考えると、レストランを辞めればいいのでは、とも思いますが、それにも問題点がいくつかあるようです。

① なんだかんだで昼食を希望する人が多い
② 近所に食事可能な施設が無い
③ 自由化するとコストアップの可能性がある

ちなみにコストアッアップは、自由化して利用数が読めない事による人件費、仕入れのロスを意味します。

ただ、知り合いのゴルフ場支配人に聞いたところレストランが無くなっても収益上の影響はほぼ無いか、むしろプラスかもしれないとのこと。ゴルフ場からレストランが無くなれば、もう少しプレー代が安く済むかもしれません。

ではどうすべきか。
私は既存のレストランを別会社に貸し出し、テナント化するのが得策ではないかと思います。飲食店の様々なノウハウをゴルフ場に求めるのはやはり厳しですので、「餅は餅屋」ということですね。

こうすれば、ゴルフ場はもっとゴルフのサービスに特化できて価格に反映でき、ゴルファーはプレー代が手頃になってプレー数を増やせる、お互いに幸せだと思います。

ただし、今までこうした例が少ないのは恐らく飲食関連企業がゴルフ場での営業について収益性を疑問視しているからだと思います。

今こそゴルフ場側がテナントインに向けて検討し、アプローチしてほいしなと強く思います。複数のゴルフ場経営してれば、不可能じゃ無いと思うんですが…